「痛くなってから行くところ」から「痛くならないように行くところ」を目指していきます。
皆さんはどんな時に歯医者へ行きますか?
・歯が痛い
・金属が取れた
・入れ歯があわない
多くの方はまだ痛みや、不快な症状が現れたときに来院されることが多く、大変通い辛く足の運び辛いところだと思います。
実は、お口の中で痛みが出るという場合の多くは「不可逆的な病の進行」であることが多いのです。
たとえば、歯を削る、神経を抜く、歯を支えている骨が解ける、歯茎が下がってしまうなど。これらは失われると基本的には回復しないものです。
残念ながら、歯科治療において本来の歯を超える、もしくは同等の機能を持った修復物は存在しません。
よって、悪くなってしまったところを治療していくよりも、悪くならないように処置していくほうが圧倒的に歯を長持ちさせることが出来ます。
歯を失う理由である2大疾患「虫歯」と「歯周病」の原因は誰もが持っている口腔内細菌の感染です。お口の中は唾液という水と細菌にさらされてい ますので、歯にはバイオフィルムという排水口や川底の石のようなヌルヌルした細菌の膜(コロニー)に覆われています。この膜、バイオフィルムの滞 在により虫歯や歯周病は発症します。
ですのでこの2大疾患の「発症」と「再発」を防ぐため、定期的なクリーニングによりバイオフィルムを除去し、定期健診により、早期発見をし、出来 る限りご自身の歯を生かしていけるようなシステム作りをして行こうと考えています。
治療は最終手段!
治療が終わったときこそスタートです!